
サラリーマンとして投資を行う「かぶ太郎」です
私はサラリーマンをしながら株式投資を手掛ける兼業投資家をしています。
同じサラリーマン投資家のなかには、早期リタイアして専業投資家になりたいと思われている人も多いと思います。
今日はサラリーマン投資家の悩みでもある専業投資家になるべきかどうか、考察していきたいと思います。
専業投資家を目指すには

複利の力
株式投資で資産を増やしていくには、投資で得た利益・配当金を再投資に回して、複利の効果で資産を雪だるま式に増やしていくのが理想です。
よく投資で言われる「複利の力」こそ、株式投資のメリットを最大限に活かしていると言えます。
しかし、専業投資家の場合、預貯金に余裕がなければ株式投資で得た利益から生活資金を捻出しなくてはなりません。
もし、株式投資で得た利益を使っていると分配型の投資信託のようにパフォーマンスが悪くなってしまいます。
それが毎月となると安定した利益を毎月あげられたら良いですが、下落相場のように落ち込んだ時には目も当てられない状況になる可能性があります。
収入の財源確保
生活費は、預貯金から捻出すると言っても無尽蔵にあるわけではありません。
そうなると他の収入での補填が必要になってきます。
ブログ収入、不動産収入、出版などの印税、YouTubeなど様々な方法があると思いますが、その中でも多数の人が行っているのが、ブログやYouTubeでしょう。
手軽に行えるし、華もあります!
ただ、ブログの収入だけで食べていけるのはほんの一握りだけ。
ましてや、家族がおられるケースでブログ収入だけというのは非常厳しいでしょうから、ブログ収入は副収入の一つと考えておいた方がよいでしょう。
長い人生ですので、専業投資家を目指すにはしっかりとした収入源の確保を行っておきましょう。
専業投資家を目指すために
上記で述べてきたように、専業投資家を目指すためには、投資のパフォーマンスを損なわないような預貯金の確保、または、しっかりとした収入源の確保を行っておく必要があると言えます。
兼業投資家の最大限のメリット
サラリーマンである兼業投資家の最大のメリットは安定した収入源となる給料があることです。
給料は生活に、余剰分は投資に回す。
そのうえで様々な副収入源を確保する。
そうすれば、複利の効果はますます加速をすることになるでしょう。
給料だけに生活依存しなくなった日は少し仕事が楽に考えられるかもしれませんよ。
まとめ
出版されている投資本や、目にするユーチューバー、ブロガーなどはほんの一握りです。
当然良い事だけが目に付きます!
仕事をしながら株式投資をされている兼業投資家の方は、少しでも早くFIREしたいと考え、悩まれている方もいらっしゃると思いますが、兼業投資家でいることのメリットも踏まえて、FIREや専業投資家となるべきかを検討するようにしましょう。