株価が安いときに買いたいけど、下げ相場は嫌いな「かぶ太郎」です
2022年の大発会の日経平均は+510.08円となる29,301.79円と、いきなりの2万9千円台の回復からスタート。
かなり順調な滑り出しだったのではないでしょうか。
そんななか、私のポートフォリオでは密かに事件が起こっていました。
なんと、長らく下落相場が続いている5銘柄を一気に購入してしまうというハプニングに見舞われていました。
落ちるナイフを一日に5銘柄も掴む
相場格言で「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉があります。
落ちてくるナイフをつかむと、うまく柄をつかめないで、刃をつかみケガをしてしまうことから言われる言葉ですが、どんな魅力的なものでも下落相場の時に掴むのは避けるべきということです。
そもそも、そんな銘柄が5つも掴むことになるのは、元を正せばそんな銘柄を指している私が悪いのですが、優待銘柄で株価が下落したことによって、より魅力的に感じる場合もあると思います。
今回は、ずーっとそんな風に思っていた銘柄で、ここまで回復したら買っても良いかなと思って指してしまっていたのが、一度に突き刺さったことにより掴んでしまいました。
購入した5銘柄を公開
1月4日に購入したのは次の5銘柄になります。
- 学研HD 100株
- はるやまHD 100株
- 山喜 400株
- 雪国まいたけ 100株
- 日本製紙 100株
学研HD(9470)
学研ホールディングスは以前保有しており、前回9月の株主優待の権利も獲得していましたが、株価下落によりしばらく売却して離れていました。
株主優待では学研モールで使えるクーポンなどがもらえます。
▼学研HDの2021年9月の株主優待記事はこちら
12月下旬に株主優待が到着して久々に株価をみるとかなり下がっており、利回りから少し魅力的に思えてしまい指していました。
【学研HDの直近1年間のチャート】
昨年の2月中旬から約1年かけて、きれいに下がっていますね。
一時は959円を記録するも、1月4日の終値は1,055円。
下げ止まったかどうかはわかりませんが、総合利回りは現時点で4%を越えてきており、指し値を入れた次第です。
【株価&利回り情報】
株価 | 1,055円 | 優待の最低必要額 | 105,500円 |
年間配当 | 24円 | 配当利回り | 2.27% |
優待の価値 | 2,000円 | 優待利回り | 1.89% |
優待権利月 | 9月末 | 総合利回り | 4.17% |
優待回数/年 | 1回 | 予想PER | 13.5倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 0.98倍 |
学研モールは2,000円の優待でも選択肢が多く、魅力的だと思います。
はるやまHD(7416)
はるやまHDの株主優待は、ネクタイまたはワイシャツ・ブラウス贈呈券や、15%割引券がもらえます。
【はるやまHDの直近1年間のチャート】
はるやまは3月が権利確定月ですが、前回の3月をピークに下がってきていました。
一時は400円台を記録するも現時点では500円台に回復しており、下げ止まりの予感もしますが、果たしてどうなのでしょうか。
【株価&利回り情報】
株価 | 521円 | 優待の最低必要額 | 52,100円 |
年間配当 | - | 配当利回り | - |
優待の価値 | - | 優待利回り | - |
優待権利月 | 3月末 | 総合利回り | - |
優待回数/年 | 1回 | 予想PER | 85.0倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 0.31倍 |
優待利回りとしては算出していませんが、サラリーマンにとっては必需品となるネクタイまたはワイシャツ・ブラウスがもらえるので、有り難いですね。
配当も今期は未定ですが、前期は15.5円(現在の株価では配当利回り2.87%)でていました。
山喜(3658)
山喜の株主優待は、3月と9月の年2回もらえます。
私は400株買いましたが、400株以上で株主優待券が2,500円券×1枚、オーダーシャツ割引券2,500円券×1枚もらえます。
【山喜の直近1年間のチャート】
山喜も株価こそそんなに高くはないですが、昨年の3月権利確定後からの安定した右肩下がりでした。
12月末からの跳ね返りが底を打っていればよいのですが。
【株価&利回り情報】
株価 | 138円 | 優待の最低必要額 | 13,800円 |
年間配当 | - | 配当利回り | - |
優待の価値 | - | 優待利回り | 14.49% |
優待権利月 | 3月・9月 | 総合利回り | 14.49% |
優待回数/年 | 2回 | 予想PER | 0.42倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 0.7倍 |
※100株では1,000円の優待券がもらるので、優待利回りは最低取得額で算出しています。
山喜の優待はオンラインでも利用出来ますが、2,500円ではワイシャツの種類も多くある感じがします。
はるやまの優待でネクタイ、山喜の優待でワイシャツを得たら、もう買う必要がなくなるかもしれませんね。
山喜に思わぬ喜びが発生!
1月4日の大引け後に中長期計画を発表。
それが好感されたのか、1月5日の株価が急騰し、166円(+20.29%)となる嬉しい結果となりました。
このまま株価が200円程度にでも戻してくれれば嬉しいのですが・・・。
【1月5日急騰する株価】
雪国まいたけ(1375)
雪国まいたけの株主優待は3月ですが、6カ月以上保有という長期縛りがあるため、今回の優待品は見送りとなります。
2020年9月再上場当初から公募価格2,200円を下回る初値2,100円を付け、下降トレンドが続くなど苦難の連続。
現時点で初値の約42%減となる1,230円まで下がってきています。
【雪国まいたけの直近1年間のチャート】
【株価&利回り情報】
株価 | 1,230円 | 優待の最低必要額 | 123,000円 |
年間配当 | 42円 | 配当利回り | 3.41% |
優待の価値 | - | 優待利回り | - |
優待権利月 | 3月 | 総合利回り | 3.41% |
優待回数/年 | 1回 | 予想PER | 10.7倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 5.09倍 |
雪国まいたけは失敗したかなと少し後悔しています。
配当利回りは3.4%程度ありますが、優待品もあまり魅力がないのに半年以上の縛りがあるのがちょっと・・・。1,000円程度で魅力が出る銘柄かもしれませんね。
日本製紙(3863)
日本製紙の株主優待も3月となります。
ティッシュやトイレットペーパーなど生活必需品がもらえるので下がるのをグッと我慢していました。
【日本製紙の直近1年間のチャート】
日本製紙も1月5日に前日比+56円(+5.07%)と値上がりしてくれています。
このまま株価が上がってくれると言うことはないのですが・・・。
【株価&利回り情報】
株価 | 1,105円 | 優待の最低必要額 | 110,500円 |
年間配当 | 40円 | 配当利回り | 3.61% |
優待の価値 | - | 優待利回り | - |
優待権利月 | 3月 | 総合利回り | 3.61% |
優待回数/年 | 1回 | 予想PER | 127.6倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 0.3倍 |
一言コメント
格言はあくまで「落ちてくる・・・」であり、私が指したのは跳ね返った所。
これが底なのかどうかの真相は今後になってみないとわかりませんが、うまくいくことを祈っています。
とりあえず1月5日は5銘柄中、値上がり2銘柄、値下がり3銘柄となっており、格言はしっかりと守らないとダメだなと反省しています。