優待に依存しすぎた銘柄は怖い「かぶ太郎」(@kabutaro_yuutai)です
5月9日大引け後にアトム(7412)が株主優待の変更を発表しました。
内容は株主優待を現行の半分にするというもの。
2024年9月権利分より優待ポイントが半分になり、一気に改悪となります。
優待ポイントの変更
【現行】 | 【変更後】 | |
100株~500株 | 年間4,000ポイント (半期ごと2,000ポイント) | 年間2,000ポイント (半期ごと1,000ポイント) |
500株~1,000株 | 年間20,000ポイント (半期ごと10,000ポイント) | 年間10,000ポイント (半期ごと5,000ポイント) |
1,000株以上一律 | 年間40,000ポイント (半期ごと20,000ポイント) | 年間20,000ポイント (半期ごと10,000ポイント) |
株価はどうなる
アトムは業績の割に株主優待が豪華で、コロワイドグループでも優待利回りはトップでした。
5月9日19時時点のPTSでは-126円の745円で、14.47%の下落となっています。
明日の暴落は避けることは難しいかもしれません。
同日にコロワイドが発表していますが、コロワイド、カッパ、大戸屋については優待の変更はしないとのことです。
コロワイド系優待利回り
優待利回り 【5月9日時点】 | 優待利回り 【アトム改悪後】 | |
コロワイド | 3.87% | 3.87% |
カッパ・クリエイト | 3.80% | 3.80% |
アトム | 4.59% | 2.29% |
大戸屋 | 1.55% | 1.55% |
※5/9終値で算出。
※優待取得最低単元で算出(コロワイド500株、他100株)
大戸屋はグループ共通で優待が使えないが、参考までに掲載しています。
まとめ
アトムはコロワイド系のなかでも優待利回りがよく、投資額も手ごろだったので、優待改悪のダメージは大きそうです。
私は近所のステーキ宮が閉店。
前回権利までも1,000株持っていましたが、優待消費が進まなくなったことで業を煮やして500株に減らしていたのが、不幸中の幸いだったのかもしれません。