たまに自販機でコーヒーを買う「かぶ太郎」です
1月の人気優待銘柄から、今日はダイドーグループホールディングス(4740)の株主優待と、業績や配当などの情報を見ていきます。
株主優待取得には、 継続保有半年以上という条件があるため、「今から狙える! 2022年1月の株主優待おすすめ銘柄5選」では紹介していませんでしたが、配当と優待のバランスがとれた人気の高い銘柄となっています。
今回は権利獲得出来ませんが、来年1月の権利獲得には7月末までの株式取得が必要となります。
会社情報
ダイドーグループホールディングスは、DyDoの缶コーヒーやジュースの製造・販売を行い、販売方法は自動販売機が主体となっています。
グループには、食品事業としてゼリーで有名なたらみがあるほか、医薬品関連事業なども行っています。
株主優待の紹介
ダイドーグループホールディングスの株主優待は、飲料品やゼリーなど自社グループ製品の詰合わせがもらえます。
ただし、継続保有半年以上という縛りがあるため、7月20日時点で保有していなければ、今回の優待はもらえませんで注意が必要です。
権利確定月
権利確定月:1月20日、7月20日
※権利確定日は月末ではなく、「20日」となっているので注意が必要です。
優待品
100株以上を半年以上継続保有することで、飲料品やゼリーなどの詰合わせ6,000円相当がもらえます。
優待条件
権利月 | 保有株式数 | 優待条件 | 株主優待内容 |
---|---|---|---|
1月20日 | 100株以上 | 保有期間半年以上 | 飲料品等6,000円相当 |
7月20日 | 100株以上 | 5年以上で1回限り贈呈 | 記念品 |
7月20日は5年以上の保有で1回限り贈呈される記念優待です。
つまりは、毎年もらえる訳ではありませんので、注意して下さい。
株価&配当情報
株価
コロナショックで株価が一時的に3,000円を割り込んだ時を除けば、現在の株価は過去の推移から見れば決して高くないところまで下がっています。
しかし、PERからみれば割安感はなく、2022年1月期も増収予想に対し、減収見込みで、決算次第で今後のブレに注意が必要です。
配当情報
株価 | 4,865円 | 優待の最低必要額 | 486,500円 |
年間配当 | 60円 | 配当利回り | 1.23% |
優待の価値 | 6,000円 | 優待利回り | 1.23% |
優待権利月 | 1月・7月 | 総合利回り | 2.46% |
優待回数/年 | 2回 | 予想PER | 29.2倍 |
優待必要株数 | 100株以上 | 実績PBR | 0.88倍 |
※優待権利月は1月・7月の年2回としていますが、上記優待条件の通り、7月は5年以上の保有で1回限り贈呈される記念優待で実質1回のため、利回りには加味していません。
配当金ついて
【配当金実績】
2017年1月期 | 2018年1月期 | 2019年1月期 | 2020年1月期 | 2021年1月期 | 2022年1月期予想 |
60円 | 60円 | 60円 | 60円 | 60円 | 60円 |
30.4% | 39.5% | 25.6% | 55.6% | 29.8% | 36.0% |
過去の実績からみると、配当金は年間60円(1月30円、7月30円)が継続されています。
配当利回りでみると、良いとは言えませんが、配当金が安定しているというのは強みでもあります。
業績情報
【決算推移】 (単位:百万円)
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS |
---|---|---|---|---|---|
2022年1月期予想 | 164,500 | 4,200 | 4,300 | 2,600 | 166.46 |
2021年1月期 | 158,227 | 5,602 | 5,727 | 3,204 | 201.31 |
2020年1月期 | 168,256 | 2,893 | 2,857 | 1,778 | 108.00 |
2019年1月期 | 171,553 | 6,071 | 5,998 | 3,856 | 234.15 |
2018年1月期 | 172,684 | 4,891 | 5,382 | 2,504 | 151.73 |
2017年1月期 | 171,401 | 3,857 | 3,741 | 3,269 | 197.34 |
一言コメント
個人的には地域ごとの方言で話してくれる「おしゃべり自販機」は、旅先などで見つけるとちょっと立ち止まって試しています。